Ledger Nano S の使い方を写真で細かく解説!【購入〜初期設定まで】

Ledger Nano Sの使い方
ktg
やっとリップルを取り出せた… ホント終わったと思ったわ…

 

カッピィ〜
あれ? ktg、なんか落ち着かないね最近。どったの??

 

ktg
ギク!?

 

ktg
オ..オォ、カッピィ〜。相変わらずほのぼのしとるね〜。おやつの干し草あげよう!

 

パッピィー
なんか怪しいわね。やたらニュースアプリみてるっぽいし。さては…

 

パッピィー
なんか暗号通貨?かなんかの盗難事件が大騒ぎになってたけど、結局どうなったのかしら?

 

ktg
ああ、結局盗まれたネムは返ってこなかったみたいだけど、通貨の取引は再開されるみたいだよ! いや〜被害者は大変だっただろうね〜。

 

ktg
仮想通貨に数十万以上突っ込んでるってバレると、儲かったらせびられるし、損したらダメ出しされるしで、上手く隠しとかないとな…

 

パッピィー
コインチェックで通貨買って預けてたわね! まぁいいわ。また高騰することがあったら、たっぷりご馳走してもらお♪

 

仮想通貨ユーザーの方、これから始めようと考えている皆さま、こんにちは!

株式投資歴10年、仮想通貨歴8ヶ月のktgです。

1月26日には、コインチェック社の保有している5億2630万相当のネムが不正アクセスにより外部流出という、類を見ない大規模な盗難事件が発生しました。

コインチェック盗難の被害者になった時の記事はこちら ↓

https://ktg6.com/entry/2018/02/03/231348

盗難されてしまった背景にセキュリティーの瑕疵があったのですが、そもそも以前から不安定であった事がよく分かります。

bitcoiner.link

当初、完全に終わった… と諦めていましたが、なんと補償が実現し、一部通貨の取引再開が決定。

3月12日にネムの補償金(1ネム=88.549円)が支払われ、一部通貨の取引も無事再開しています!

かくして、数100万人にも及ぶユーザーを巻き込んだ事件は、何とか収まりました。

ともすれば、あっさり紛失してしまうかもしれないデジタルの資産。大切な資産は、やはり自分自身でしっかり守るしかない!

という事で、遅まきながら、今回の事件後すぐにLedger Nano S というハードウェアウォレットを購入することにしました。

今回の事件をきっかけに、売り切れ続出となったハードウェアウォレットの一つ、Ledger Nano S!

実際に購入して、使ってみましたよ〜。

そこから感じたことやLedger Nano Sの使い方初期設定の方法を、なるべく分かりやすくまとめておきます!

これから使ってみようと思って検索し、ページをみてくれた方の参考になれば幸いです。

どうぞご覧下さい!!

Ledger Nano Sの購入方法

まずは購入について。

これは、どのサイトでも同じ事を言ってますが、公式サイトから新品を買う! これ一択です!!

間違っても、メルカリ(そもそも出品を禁止されている)やアマゾン(細工されている可能性がある)から安易に買ってはいけませんよ!

購入時の状態

買って届いた最初の状態です。

Ledger Nano S 購入時の状態

側面

Ledger Nano Sの箱 側面

裏面

Ledger Nano Sの箱 裏面

開けてみると…

Ledger Nano S 開封0

こんな感じで、本体が収納されていました。

Ledger Nano S 開封1

中身です。

Ledger Nano Sの付属品

USB接続ケーブルストラップといった付属品に加え…

Ledger Nano Sのリカバリーシート

一番左にあるのが、超重要のリカバリーシートです!

その他、説明書などがついていました。

こちらが、お買い上げ明細書と、

Ledger Nano S お買い上げ明細書

オーナー登録の用紙になります。

Ledger Nano S オーナー登録用紙

こちらを登録することで、アップデート情報が配信されます。ぜひ、ご登録を!

Ledger Nano S 本体について

次に、本体の紹介をします! じゃ〜ん!

表面

Ledger Nano S 本体1

裏面

Ledger Nano S 本体2

広げると…

Ledger Nano S 本体3

裏面

Ledger Nano S 本体4

このようになっています。

Ledger Nano S の説明1

液晶画面に文字や数字が表示されますので、確認しながら操作することになります!

初期設定の操作方法について

みなさまが一番気になって調べているのが、どうやって使ったら良いのかという操作方法でしょう。

初期設定の手順をイチからできるだけ分かりやすく説明します。

確認してもらいながら、一緒に操作して頂ければと思います。

操作については、下の画像にあるように、ボタンを同時押し、片方押しで操作していきます!

Ledger Nano S ボタン操作

①USB接続ケーブルでPCと繋ぐ

接続ケーブルを繋ぐと、Ledger Nano S本体が表示されるようになります。

②Press both buttons to beginと出るので、ボタン同時押し

左右に2つのボタンがあるので、同時押しをします。

すると、説明文が流れるようになります。

説明文①

Ledger Nano S 説明文1

訳:Ledger Nano Sの操作はサイドボタンを使います

説明文②

Ledger Nano S 説明文2

訳:(ボタンを押すことで)画面を操作することができます

説明文③

Ledger Nano S 説明文3

訳:左右のボタンを使って、値を変更したり、

説明文④

Ledger Nano S 説明文4

訳:それぞれリストが表示されて、そこから選択することができます

③Configure as new device と出るので右ボタンをクリック

新しいデバイス? と聞かれるので、右ボタンをクリックします

④PIN codeを決めて入力する

Choose a OIN code と出たすぐあとに(画像なくてゴメンなさい…)、以下の画面が出ます

Ledger Nano S PINcode入力1

4桁以上、8桁未満の間で、好きな数字を決めて入力していきます。

Ledger Nano S PINcode入力2

数字を直したい時は、ボタン片方押しで×が出てきますので、そこで同時押しをします

Ledger Nano S PINcode入力3

この数字は、Ledger Nano S を起動するにあたり、毎回入力することになりますので、必ず忘れない、間違えないように馴染みのある数字(できれば長い桁が良いです)にしましょう!

Ledger Nano S PINcode入力4

⑤PIN codeを再入力

Confirm your PIN codeと出るので(画像なくてゴメンなさい…)、ここで同時ボタン押しパスコード再入力します。

⑥リカバリーフレーズをメモする【最重要】

ここで、今回最も重要となるリカバリーフレーズについて、説明します!

全部で24個の英単語が、順番が決まっている状態で設定されています。

それをメモするのです。

リカバリーシートの見本

リカバリーシートの見本

こんな感じで、予め短い英単語のフレーズが24個登録されていますので、Ledger Nano s を操作して表示させて、一個一個メモしていきます。

この時の操作方法は、


ボタン片方押し:リカバリーフレーズのナンバーを移動する

ボタン同時押し:リカバリーフレーズのメモを完了する


動画でも詳しく解説されていますので、確認しておきましょう! (7:32からリカバリーフレーズの説明)

www.youtube.com

このメモを忘れる、紛失する、間違えて記録すると、最悪二度と仮想通貨を取り出せなくなってしまう恐れがあります。

ぜひ、間違いのないように、慎重に行いましょう。

※僕がメモした時は、ゆっくりやって1時間以上かかりました。1時間半ぐらいは時間に余裕をもって作業にとりかかりましょう!

⑦リカバリーフレーズの確認作業

リカバリーフレーズのメモが終わると、次は正しいフレーズが記録できているかの確認をすることになります。

リカバリーフレーズの確認

Select word #◯ ◯◯◯◯◯ と出てくるので、

正しいリカバリーフレーズを選ぶ

どちらかのボタンを押して、正しいフレーズが出るまでスクロールさせます。

正しいフレーズが出たら、ボタン同時押しで確定です。

どのナンバーが出てくるかは、ランダムで毎回違うのですが、間違えずに正しいフレーズを選択しましょう!

⑧準備完了の合図が出てくる

問われたリカバリーフレーズを正しく入力できたら、「Your device is now ready」と出てきます。

準備完了の合図

これで準備が完了しました。この表示が出たら、ボタン同時押しで先に進みます。

以上で初期設定は無事完了です!

お疲れ様でした!!

※仮想通貨を預ける前に、わざとパスコードを間違えて、記録したリカバリーフレーズでログインできるかどうか、必ず1度確認することをオススメします!

やり方については、また別の記事で説明するので、ここでは省略します。

⑨コインの選択画面が表示される

Ledger Nano s の基本画面が表示されます。

Ledger Nano Sの基本画面

Ledger Nano S を使う時、この画面が最初に出てくる画面となります。

ウォレットアプリの送金 操作方法

ここからは、ウォレットアプリ Ledger Managerを使って操作していきます。

【注意】

インストールするためには、Google Chomeが必要となります。

Chomeを使える状態にしておきましょう。

Ledger Manager

Ledger Managerの起動

右上のボタンを押して起動させます。

※注意

Ledger Managerを起動しても、画面が切り替わらない場合、端末側でパスコードを入力していない可能性があります。

パスコードの入力

端末をみてこうなっていたら、パスコードを入力しましょう。


ここからは、アプリの操作手順を説明します。

まず、画像のように保管したい通貨の横にある↓マークをクリックします。

今回は、ビットコインキャッシュを追加してみます!

Ledger Managerの使い方

その後端末をみてみると、

ビットコインキャッシュが追加された

このように追加されました!

同じ要領で、自分が保管したい通貨を増やしていきましょう!


次に、肝心の仮想通貨の受信方法について!

Ledger Wallet Bitcoin & Altcoins をインストールします。

次の画面に映るので、右にある「アプリを取得」を選びます。

Ledger Wallet Bitcoin & Altcoinsの使い方1

インストール画面が現れますので、インストールして下さい。

Ledger Wallet Bitcoin & Altcoinsの使い方2

Chromeの画面が出ますので、右にあるアイコンでアプリを起動させます

Ledger Wallet Bitcoin & Altcoinsの使い方3

以下の画面が現れますので、端末に戻ります。端末でPINcodeを入力します。

Ledger Wallet Bitcoin & Altcoinsの使い方3

イメージ図です。Ledger Manager同様の手順です。

パスコードの入力

端末で管理(送信・受信)したい通貨を選択(ボタン同時押し)します。

Ledger Wallet Bitcoin & Altcoinsの使い方4

PCやスマホに、管理画面が表示されるようになります。

Ledger Wallet Bitcoin & Altcoinsの使い方5

ここで、「受信」を選択します。

受信を選ぶ

すると、QRコードやアドレスが表示されます。

Ledger Wallet Bitcoin & Altcoinsの使い方6

早速アドレスをコピーして送信してみます。が、注意点があります!!

仮想通貨送信の注意点

万が一、コピーの範囲や文字などを間違えて、意図せずに存在するアドレスに送ってしまった場合、最悪戻ってこないことも…

そうならないよう、何回も確認して、アドレスを正しく入力できるようにしましょう!

今回は、私がメインで使っている仮想通貨取引所の、ビットポイントから送信してみます。

ビットポイントから送信

0.01BTCを送信!

ビットコインを送信

しばらくして、Ledger Wallet Bitcoinに戻ってみると、

無事ビットコインが受信された

ちゃんとビットコインが受信されています! これで、大切な仮想通貨をLedger Nano s の中に保管することができました!

お疲れ様でした! 以上がLedger Wallet Bitcoin & Altcoins の(受信)操作方法になります!!

リップルを保管できる数少ないハードウェアウォレット!

僕が当初求めていたのは、リップルが保管できるハードウェアウォレットでした。

リップルをハードウェアウォレットに保管」となると、現状Ledger Nano Sしか選択肢がありません。(2018年 3月15日現在)

Ledger Nano Sの取り扱っている通貨は、現在25種類。主要な取り扱い通貨では、

  • ビットコイン(時価総額1位)
  • イーサリアム(時価総額2位)
  • リップル(時価総額3位)
  • ビットコインキャッシュ(時価総額4位)
  • ライトコイン(時価総額5位)
  • ネオ(時価総額7位)

※2018/3/15時点

などを扱っています。

セキュリティー上、どうしても紛失の不安がつきまとう仮想通貨。

自身の大事な資産を守る為にも、あって安心・安全のハードウェアウォレットを活用して万全の保管を心掛けましょう!

以上、Ledger Nano S の使い方、ブロックチェーンやウォレットの解説をふまえた記事でした〜!

Ledger Nano S の日本語公式サイトです

hardwarewallet-japan.com