独学でUnityを始めたはいいが、詰まってしまった…
そんな経験のある人はご多分に漏れず、多くいらっしゃるかと思います。
分からないところは一人で悩まず、人に聞きたい。
基礎の基礎から体系的に学習したい。お金を払う事で集中して真剣に習いたい。
そんな気持ちで僕はUnityの有料講座を探し、
システムアーキテクチュアナレッジのコースに辿り着きました。
実際に受けてみた、「Unityゲーム制作基礎コース」やシステムアーキテクチュアナレッジの率直な感想などを綴りますので、何か参考になれば幸いです。
システムアーキテクチュアナレッジのHP
https://www.networkacademy.jp/
概要
この授業のカリキュラムは、
約2ヶ月間、毎週末の講座を経て、簡単な2Dアクションゲームを作りながらUnityでの開発を学ぶ、という流れです。
※僕が受講していたのは、2016年8月ごろだったので、現在は変化しているかもしれません
AM10:00 ~ PM 17:00 と、およそ1日近く用いて、オリジナルテキストに沿って授業を行います。
(12:00 ~ 13:00が休憩時間となる)
受講生は、僕を含めて5名でした。(募集している回の参加者数によります)
講師
僕たちの時は、会社の受託案件も担当している現役のエンジニア(ゲーム系ではない)が講師を担当しました。
非常に教え方が上手く、分からない所の説明にも長けていたので、受講者全員の打ち上げでも評判はとても良かったです!
些細な質問にも熱心に答えてくれたので、初心者にとっては申し分ないかと。
秋葉原校について
場所は、秋葉原校。JR秋葉原駅から徒歩5分ほどの距離。
近くに飲食店が多く、お昼に食べるランチのレパートリーには全く困らないです。
ウォーターサーバーが設置されており、コーヒーも飲める。読み物は、日刊工場新聞や技術書がありました。
自習目的での活用も勿論OK。
スクール受講履歴がある人は、講義を受け終わってからも使い続けて大丈夫なようです。(講師の話では、1年以上通い倒した猛者がいるとか)
授業で使用する教室は決まっていて、席も最初に着いた場所で固定となりました。
環境としては、設置してある固定のPC(Windows)を使って授業を進めていくイメージ。
なので、自分のPC環境で作りたいという人向きではないです!
(データはクラウドに入りたりして持ち帰って進めてもOK。自分はそうしていました。)
その代わり、UnityProで開発を進められるという利点もあります。
授業内容
Unityの基本操作、各種説明が1,2回ほどあり、その後C#の説明が1回、あとはレジェメに沿ってゲームを作っていきます。
ゲーム開発期間は最後の2日間ぐらい用意されていて、分からない事は講師に質問できます。
実際に作ったゲームは、Unityちゃんを動かすアクションゲームでした。
無料アセットなどに沿って、ある程度開発の雛形はあるので、テキストに沿って進めれば問題ないです。
おおよその作り方(Animator、スクリプトなど)を学んだら、あとは自由に何を作っても構いません。
受講した人の中には、サンプルゲームと全く関係のないものを作り上げてきた強者もいました。
実際に作ったゲームを受講者や講師にお披露目して終了となります。
勿論、Android機は用意されているので、実際にアプリを入れて動かせます!
注意点
これは僕も他の受講者も惑わされてしまいましたが、
スクールの室長なる方が、制作物を企業向けに発表する機会がある。みたいな事を謳ってたけど、
そんな事は一切ありません…!
転職エージェントとの面談はできるが、業界未経験者は全く相手にされません。
転職を目的として受講した方が何名もいたので、この件はかなり不満だったようでした。
なので、就転職を主目的としてこのスクールに飛び込むのは辞めた方がいい!
あくまでプログラミング未経験者がUnityを学ぶ為の取っ掛かりとして利用する、ぐらいに考えるべきです。
受講した感想
同じような境遇の人たちとイチから学び合える環境というのは、
刺激を受けていい経験でした!
講師の授業もとても分かりやすく、内容は満足しています。
ただ、プログラミング学習全般に言えますが、受講料は決して安くありません。
なので、お金に余裕があり、独学でやるには意志が弱い、しっかり教わって学習したい、という方にはスクールがオススメです。
コツコツ学習できる人は勉強会、もくもく会で十分です。お金は技術書や別のところでかけた方が良いでしょう。
以上、何か参考になれば幸いです!
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Unity道場へ行ってみた時の備忘録です ↓
ゲーム会社にエンジニア枠で転職しようとした寸前で断念したお話です ↓