バッジテスト1級に受かったのでテストの解説と受験の様子を伝えます!

今回は… スノーボードのお話です!

大きな目標であった

JSBAスノーボードバッジテスト1級の受験レポート

をお伝えします!

バッジテストについて

5級~1級まであり、滑走技術を認定する制度です。

3級までレッスン内の滑りをみて判断 ⇒ OKなら取得

というレッスン内検定の流れとなっています。

2級以降は

  • ロングターン(1級は4回転、2級は4~5回転)
  • ショートターン
  • フリー

3種目で実技を行います。

1種目70点前後の点数で評価され、高いと72~73点(74点以降もあるかも?)

低いと68~69点ほどの点数がつけられます。

3種目の合計210点以上は合格210点未満は不合格というルール。

1種目の最低点数はないので、

仮にロングターンの試技中に転倒して68点だったとしても、

フリーで72点とり、ショートターンで70点以上出れば “合格”となります。

受験会場について

各団体(JSBA、SAJなど)のスクールがあるスキー場のゲレンデで行います。

実際に滑るバーンがどのゲレンデになるかはスクールの担当者次第です。

ゲレンデによって大体2~3箇所候補のコースを持っていて、

その時々の状況に合わせて使い分けているという事が多いですね。

なので、合格ラインスレスレレベルの人は、自分が滑りやすいバーンで行われるか

とても重要となってきます。

(もちろんどのバーンでも合格点だせる技術をもっているのが理想ですが、合否が際どいラインだとそうも言ってられないものです..)

たかつえのバッジテストキャンプを利用してみた

今回のバッジテストは会津たかつえ高原のスクールで受ける事に。

このスクールでは、バッジテストキャンプなるサービスが! 

¥11,000(事前講習料込み)で2日間、みっちりと教えてもらえるプラン。

実は昨年2級を受験した際も、このキャンプでお世話になって晴れて合格しました!

なので今年も受講を決めています。

レッスン内容は以下のとおり

1.基礎練 

 →角付けのみのターン練習、体軸の傾け方、加重など

2.各種種目練習

 →ロングターン、ショートターン、フリー

3.模擬検定(動画撮影付き)

→1人1人順番に滑り、下でみているインストラクターにアドバイスを頂く

学んだ重要な事

それはスノーボードの基礎であり、一番重要なポジションについて。

体(特に手の)位置に関する考え方です。

【僕の従来の考え】

板と水平に体の向きを保つ

【教わった考え】

足のアングルが傾いている分、体のラインが板からはみだすのが自然

足のアングルは、

前足10°~20°以上、

後ろ足10°~0°以下

というセッティングにしている人が大半です。

その分体が傾いているので、

(レギュラーの場合)板に対してまっすぐ水平よりも肩や腕がやや左にはみ出るのが自然なのです。

従来の考え方で滑っていた僕は、

左の手や肩が体の内側に入ってしまい、その結果ターンがずれる状態でした。

その癖を直すよう意識し、ひたすら練習練習!

また、受講生に共通する点として、

ターンの加重ピークが遅いという事が挙げられていました。

谷回り中盤にピークがきてほしいのに、

加重や運動が終盤でやっと本気になる人が多かったようです。

さらに、後ろ足加重になりがちな点も。

板を走らせるのに、ターン後半では後ろ足に加重するという理論があります。

が、そうすると切り替えの運動量も多く必要となり、遅れてしまいがち。

もちろん、速さも必要なので(すごくシビアな)後ろ足加重も必要な場面が出てくるのですが、

後ろ足加重にしてズレが生じないように、センターを狙って加重する事を教わりました。

ひとつを直すと、他がおろそかに.. という苦難もありますが、それでも練習あるのみ。

最後は模擬検定

締めはインストラクターの方々が滑りを撮影してくれて、ジャッジしてもらえる、

検定さながらの模擬検定が行われました。

模擬検定で自分の動画を見返した所、

  • やはり腕が内側に入っている
  • 体軸の傾きが少ない
  • ヒールサイドターンの角付けが弱い

といったことが客観的に確認できました。やはり動画でみると、

自分でイメージしていた滑りと実際の滑りは全然違うことを思い知らされます..

なので、機会があれば自分の滑りを動画で撮影してもらって、欠点を見直した方が圧倒的に上達は早いと思います!

僕の客観的&自己採点はロングターン、ショートターン共になんとか70点という程度ですが、

フリーがなんとも微妙な感じです。構成を…

  • ロングターン3本
  • ショートターン
  • 最後にロングターン数本

としましたが、どうしても失速してしまう。

そこで、最後のロングターンを諦め、

ロングターン⇒ショートターンのシンプル構成で行く事に。

宿泊した宿

ペンション森のこびとに泊まりました。

[LocketsRakutenTravel hotelno=”14404″]

リフト2日券込みのプランで、お一人様2食付で¥12,800ぐらいでした。

夕食は洋食コース料理を美味しく頂きます♪

後はフリーで風呂入ったり、スマホいじってたり。

自由気ままさが一人旅の醍醐味です! ヒトリスト良いですよ!!

2日目の様子

朝数本滑って各種種目の練習。

ゲレンデは晴天です。

バーンコンディションは常に変化します。

午前午後ナイターでガラりと変わる為、対応できるようにしないといけません。

今回のバッジテスト1~2級受験者は、キャンプ参加者6名+6名の計12名

本番前に、受験者全員でデラパージュ(横滑り)して、検定バーンを平らにしていざ本番!

こういったサービスはたかつえのスクールならではです。

他のスクールは試走やバーンを整えたりすることまでやらないところも多いかと。

それで本番はというと…

あまり緊張こそしなかったものの、スピードを控えめで守りの滑りになってしまった..

もっとガンガン行きたかったなぁ~と、少し後悔が残る内容でした。

全種目が終了し、発表まで時間があるので少しパークでキッカーなどに入ってスッキリして…

結果発表

こちらが結果です!

f:id:ktg6:20150405125355j:plain

ロングターン70点

ショートターン70点

フリー70点

ギリギリ合格しました!!

最近の出来事で一番嬉しかったですね!

今シーズンで絶対とるって宣言してたから、プレッシャーもあったけど努力が実って嬉しいです!!

目標があって、宣言したらやらなきゃカッコ悪いし、達成したいから頑張れる!

結局は、正しい方向でどれだけ努力できるか、がその人の能力だと実感しました。

その手段として、色んなスゴイ人に会って自分も頑張ろうとモチベーションを高め、修行!

これがダレる怠惰な僕が結果を出す良い方法となっています。

今回はなんとか受かったものの、まだまだ下手すぎです。

基礎がちょこっとできただけで、キッカーやジブ、パイプにパウダー、コブなどお話になりません…

それでもC級インストラクターになれてしまうのです.. ..

せめて堂々と名乗れるよう、もっともっと高みを目指していきたいです!